最新情報

日向夏の日焼け対策でガーゼ生地のサンテかけ作業

ポンカンの摘果作業

連日、ジリジリと暑い日が続いています。

日中の日差しは、厳しいものがあります。作業する私達の日焼け対策も必要ですが、果実に対する日焼け対策は重要な作業になってきます。

来年出荷の、日向夏の日焼け対策は「サンテがけ」と呼んでいますが、ガーゼ生地の「サンテ」を日向夏の果実、一つ一つにかけていきます。

ガーゼ生地のサンテをかけた日向夏、サンテは通気性が良くて湿気を逃がすことができます。

非常に手間がかかりますが、品質の高い日向夏を作るためには欠かせない工程なのです。

当時に、年末出荷スタートの「みやうらポンカン」の摘果作業も始まってます。

摘果作業とは、一本の木（枝）に多く実った果実を間引くことで、残った果実の大きさや糖度を向上させる方法です。

この時期には、ポンカンの実はまだ小さく、緑色をしています。摘果作業では、枝ごとに実った果実の数を均等にするように、不要な果実を取り除きます。摘果作業を行うことで、ポンカンの収穫量は減りますが、品質は大幅に向上します。

ポンカンの摘果作業も、高品質なポンカンを作るためには重要で、経験に基づく判断力も求められる作業です。

年末のポンカン、来年の日向夏ともに、品質の良い果実をお届けするためには、日々、生育状況に合わせて必要な「お世話」を行うことで、納得の行く品質で出荷することが出来ます。

夏のこの時期は、作業が重なることもありますが、なかなか骨の折れる作業の連続でもあります。